KURUMERU / Community Center in Kurume Central Park

Community Center  / Fukuoka / 2022.06

photo_Tomoyuki Kusunose


所在地:福岡県久留米市

主要用途:交流施設、カフェ、スタジオ

構造:在来木造

規模:平屋建

建築:ICE

共同設計:OpenA / 馬場正尊 + 小倉畑昂祐

構造:多田脩二構造設計事務所

設備:近代設備設計

VI・サイン:テツシンデザイン

テキスタイル:Haruka Shoji Textile Atelier

施工:金子建設 

写真:楠瀬友将

地域をつなぐクリエイティブハブとなる公園を目指して

 Park-PFI制度を活用し、久留米市中央公園に地域の拠り所となる特定公園施設(公共トイレ、駐車場、駐輪場、園路、ベンチ)と公募対象公園施設(レクリエーション・交流施設)を整備するプロジェクトである。

地元企業である運営事業者は、公園を活用した飲食・スポーツ事業と並行して、様々な地域団体と協働することで、地域産業や地場食材を利用したイベント、子育て支援活動、食育、ヨガ教室などを行う提案を行った。

そこで私たちは地域のモノやコトを繋ぎ合わせ、これからの中央公園が市民の憩いの場であるだけでなく、新しい価値を発信する場をつくることを考えた。

新しい建築群は木々と屋根を重ね合わせ、既存の公園がつくりだす豊なランドスケープに連続している。様々な半屋外空間が光や風を取り込み、内部と外部が緩やかにつながった木陰の広場のような建築である。加えて、公園中央の芝生広場を取り囲む緑道の木陰に駐車場や駐輪場、新設した園路、ベンチを差し込むように配置し、公園の活動や滞在の起点となるように計画した。

交流施設は建物中央の<こもれびホール>を通して公園と連続する。様々な方向からアプローチしやすいように、緑道と芝生広場との中心に建物を配置し、性質の異なる四つの芝生広場に分割した。四方に広がりH1.9m∼5.6mまで変化する3枚の屋根はこもれびホールでつながり、ハイサイドライトによる直射光や天井にバウンドした反射光によって、明るさの異なる空間をうみだす。大きなワンルームを平面的・断面的に雁行させながら徐々に小さなスケールに変化させることで、地域の集まりやイベントが行える中央のホールから落ち着いた小さな居場所、開放的な芝生広場までが共存する空間を実現した。

公共トイレは園路と樹木の間に1枚の屋根をかけ、屋外休憩スペースや地流しと組み合わせた分棟形式である。行き止まりがなく公園路の延長として回遊できる、開放的かつ安全性に配慮した計画である。

Previous
Previous

谷戸のアトリエ

Next
Next

JINS Kashihara tokiwa